「ありがとう」の魔法:人生を変える言葉とヨガで豊かな心に
Nov 28, 2024今日はアメリカの感謝祭ですね! この感謝の大切さを改めて感じさせてくれるこの日に、皆さんへ心から「ありがとう」の気持ちを伝えます。
生徒さんや受講者さん、皆さん1人ひとりとの出会いの中で日々学ばせていただいていること、例え一回したお会いしたことがない方も含め、全ての出会いから学ばせていただいたこと、その経験一つひとつが今の私を作ってると思うと感謝の気持ちでいっぱいになります。そして、日本人として生まれ、アメリカに移住し、ロサンゼルスでヨガに深く関わりながら生きていること、そして何十億といる地球の人口の中で皆さんとこうしてつながれたことは、まさに奇跡の積み重ねと感じます。本当に有難い、という気持ちで一杯です。
私たち日本人が日常的に使う「ありがとう」という言葉、本当に奥が深いですよね。誰かが何かをしてくれた時に感謝の気持ちを伝えるのは勿論のこと、この言葉の深い意味はヨガのサントーシャ(知足)の教えにつながっていて、より心穏やかに意識的に日々を過ごす助けになる教えだなと心から感じます。
皆さんご存知の通り「ありがとう」を漢字で分解してみると、「有」と「難う(い)」の二文字から成り立っていてある意味「存在することは難しい=貴重、あるいは奇跡である」ということを表しています。
忙しい毎日の中で、命があること、健康でいられること、家族や友人がいること、美味しい食事ができること、そして安全な場所で暮らせることなど、当たり前のよう思えてしまうっこともあります。でも一歩立ち止まって世界や周りを見ると、自分がどれだけ恵まれているかに気付かされます。病気や怪我、大切な方を失ったり、お別れしたり、仕事やビジネスを失う経験も、普段は「当たり前」と思っている全てのものや存在が何も当たり前でないことを気づかせてくれます。
ヨガの教えの中に「サントーシャ」という言葉があります。これは、「足るを知る」という意味で、今既にあるものに感謝し、満足することで、満たされた感覚で心の安らぎと深い喜びを感じながら生きる教えの一つです。「感謝」は周りで起こること、自分の環境や状況、周りの人の態度の結果によってだけ感じる感情だけではなくて、自分が瞬間ごとに意識的に選ぶ選択肢と心も持ちよう、ということをこのヨガの教え、そして「ありがとう」という言葉が思い出させてくれます。
生まれてきた事の奇跡、家族や友達、支えてくれる人がいる事、家や食べ物があること、今日もまた生きることが出来ること、いつもは当たり前に感じてしまうものにも「ありがとう」の心を持つ意識的な生き方が、私たちの心を豊かにして、より周りの人とのつながりを深めてくれます。
ヨガや瞑想で自分自身と向き合うと無意識のマインドのパターンに気づきやすくなります。
もし「〜がない」「いつも私ばかり」「なんでこんなことが?」という無意識のマインドのパターンで心がガサガサしている自分に気づいたら、この命の奇跡と今あるものや周りの方への「ありがとう」を思い出して、皆さんが心の安らぎを感じながら豊かな心で日々を過ごすことができますように心から願っています。
心から感謝を込めて
高橋きよみ
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